シードの次に気になる「ペレット」という選択肢
前回の記事では、文鳥やインコの主食としてよく使われている**シード(種子)**について、メリットとデメリットを解説しました。【シードについての記事はこちら】
シードの記事を読んだ方の中には、
- 「シードに欠点があるなら、ペレットを与えた方がいいの?」
- 「病院でペレットを勧められたけど、本当に必要?」
と感じた方も多いのではないでしょうか。
今回は、**シードの代替としてよく名前が挙がる「ペレット」**について、
メリットだけでなくデメリットも含めて、できるだけ鳥目線🐥で解説していきます。
ペレットとは?簡単に言うと「鳥用の総合栄養食」
ペレットとは、鳥に必要な栄養素をバランスよく配合して作られた人工飼料です。
原材料には以下のようなものが使われています。
- 穀類
- 豆類
- 野菜由来成分
- ビタミン・ミネラル
これらを粉砕・加熱処理し、一定の形と栄養バランスになるよう固めたものがペレットです。
そのため、ペレットはよく
**「完全栄養食」「総合栄養食」**と呼ばれます。
動物病院でペレットを勧められることが多いのも、
栄養管理がしやすいという理由からです。
ペレットのメリット👍
栄養バランスが安定しやすい
ペレット最大のメリットは、
どこを食べても栄養が偏りにくい点です。
シードの場合、鳥が好きな種だけを選んで食べてしまい、
- 脂質過多
- ビタミン・ミネラル不足
になってしまうことがあります。
ペレットは「選り好み」が起きにくいため、
理論上は栄養管理がしやすい餌と言えます。
偏食・肥満対策になる場合がある
- シードの脂質で太りやすい
- 特定の種しか食べない
こうした鳥の場合、ペレットに切り替えることで
体重管理がしやすくなるケースもあります。
特に獣医師から指示が出ている場合は、
ペレットが有効な選択肢になることがあります。
ペレットのデメリット💦(ここが重要)
そもそも食べない鳥が多い
現実として、ペレットを全く食べない鳥は珍しくありません。
特に、
- 文鳥
- マメルリハ
- 成鳥から切り替える場合
では、
「餌として認識しない」「くちばしに付けて終わる」
ということもよくあります。
食べなければ、どんなに栄養価が高くても意味がありません。
切り替えが鳥のストレスになることも
急なペレット切り替えは、
- 食欲低下
- 体重減少
- 元気消失
など、体調不良の原因になることがあります。
「体に良いから」と無理に切り替えることで、
かえって鳥に負担をかけてしまうケースもあるため注意が必要です。
水分摂取量が減ることがある
ペレットは乾燥した餌のため、
水をあまり飲まない鳥では脱水気味になることもあります。
特に小型鳥は体調変化が早いため、
フンの状態や元気の有無をよく観察する必要があります。
ペレットが向いている鳥・向いていない鳥

ペレットが向いているケース
- 偏食がひどい
- 肥満傾向がある
- 病院でペレット食を指示されている
- 比較的若く、切り替えに順応しやすい
このような場合は、
獣医師と相談しながら少しずつ導入する価値があります。
無理に切り替えなくてもいいケース
- 元気・食欲が安定している
- シード+副食(青菜など)でバランスが取れている
【鳥が食べられる副食、野菜について】 - ペレット拒否が強い
- 高齢鳥
ペレット=絶対正解ではありません。
今の食事で体調が安定しているなら、
無理に変える必要はない場合も多いです。
シードとペレット、結局どっちが正解?
よくある「シードはダメ」「ペレットが正しい」という考え方は、
実はとても単純化しすぎています。
大切なのは、
- 鳥がしっかり食べているか
- 体調・体重が安定しているか
- 飼い主が管理できているか
という点です。
正解は「その鳥に合っているかどうか」。
シードだけ、ペレットだけにこだわる必要はありません。
ペレットは「選択肢のひとつ」
ペレットは確かに便利で、
場合によってはとても心強い餌です。
しかし、
- 食べない
- 体調を崩す
- ストレスになる
のであれば、それはその鳥に合っていない可能性があります。
うちの鳥は・・・
栄養の偏りを無くすために、若い時からシード→ペレットへと移行してきました。
しかし食べる子、食べない子バラバラでした。【うちの鳥たちの紹介】
またペレットの種類によっても食べる食べないがあります。うちの子はズプリームだと良く食べてくれます。
文鳥には文鳥サイズを与えると思いますが、文鳥でもインコサイズを好んで食べる子もいます。
そのため、
・ペレットを食べない子は、シード
・ペレットだけにすると食事量が減る子は、ペレット+シード(好きなペレットが無くなるとシードを食べます)
・ペレットでも好きなサイズを多めにする
など色々工夫しています。
うちで使用しているペレットです。
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最近デザインが変わりました。小鳥用のズプリームは無くなるようです。
