冬は、鳥を飼い始めたばかりの方が最初につまずきやすい季節です。
「寒そうだけど、どこまで暖めればいいの?」「加湿って必要?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
実は、鳥にとって冬は体調を崩しやすい時期。
温度や湿度が少し合わないだけで、元気がなくなったり、病気につながったりすることもあります。
この記事では、冬を中心にした適切な温湿度の目安、その保ち方、管理がうまくいかない場合のリスクを、初心者の方にもわかりやすく解説します。
鳥にとって適切な温度と湿度の目安

まずは基本となる目安です。
- 温度:20〜25℃前後
- 湿度:40〜60%
この範囲を安定して保てていれば、多くの家庭鳥は快適に過ごせます。
特に冬は、暖房を使うことで
- 室内が思った以上に乾燥している
- 昼と夜の温度差が大きい
といった問題が起こりやすくなります。
人が「少し寒い」「ちょっと乾燥している」と感じる環境は、体の小さな鳥にとってはかなり過酷な場合もあります。
冬の温度管理のポイント
ケージ内の温度を基準に考える
部屋の温度ではなく、鳥が実際にいる位置の温度が大切です。
そのため、温度計は必ずケージの近く、もしくはケージ内に設置しましょう。
保温器具は「補助」として使う
ペットヒーターや保温電球は、冬の強い味方です。
ただし、ケージ全体を均一に暖めるのではなく、逃げ場を残すのがポイント。
鳥自身が「暖かい場所」「少し涼しい場所」を選べる状態が理想です。
夜間と留守番中に注意
冬は夜間に一気に冷え込みます。
日中は問題なくても、夜〜明け方に温度が下がりすぎるケースはとても多いです。
うちでも夜間に温度が下がっていることがあるので、夜間は暖房+ペットヒーターを使用しています。
冬の湿度管理が意外と重要な理由
冬は暖房によって湿度が30%以下になることも珍しくありません。
湿度が低すぎると、
- 呼吸器への負担
- 粘膜の乾燥
- 免疫力の低下
といった問題が起こりやすくなります。
特に、くしゃみや鼻水、声の変化が見られる場合は、湿度不足が関係していることもあります。
湿度を保つための工夫
- 加湿器を使う(ケージから少し離して設置)
- 洗濯物を部屋干しする
- 水を張った容器を置く
ただし、加湿のしすぎにも注意が必要です。
60%を大きく超える状態が続くと、カビや細菌が繁殖しやすくなります。
温度と同じく、湿度計で数値を確認する習慣をつけることが大切です。
うちでは洗濯物の一部を部屋干ししています。暖房ですぐ乾くし、湿度は保たれるので一石二鳥です!鳥だけに(笑)
温湿度が適切でない場合のリスク
温湿度管理がうまくいかないと、次のようなリスクがあります。
- 元気がなくなる、動かなくなる
- 食欲低下
- 羽を膨らませたまま動かない
- 下痢や体重減少
- 病気の発症・悪化
「なんとなく様子がおかしい」と感じたとき、実は温度や湿度が原因だった、ということは少なくありません。
季節の変わり目に特に注意したいこと
冬から春、秋から冬などの季節の変わり目は、
- 朝晩と日中の温度差
- 暖房を使うか迷う時期
が重なり、体調を崩しやすくなります。
この時期は「今日は暖かいから大丈夫」と油断せず、
最低気温を基準に管理するのがおすすめです。
まとめ|完璧より「安定」を意識しよう
温湿度管理は、完璧を目指す必要はありません。
大切なのは、大きな変動を起こさないことです。
- 温度と湿度の目安を知る
- 温湿度計で「見える化」する
- 少しの変化にも気づけるようになる
これだけでも、冬の体調トラブルは大きく減らせます。
「鳥が元気に冬を越せる環境」を意識しながら、無理のない管理を続けていきましょう。
最後にうちのヒーターは鳥かご2つの間に1つ設置しています。

